1人の熱い想いから活動は始まりました
1997年4月、鳥取の八頭町に小さな牧場を作り不登校支援を初めました。創設者の石井博史は、乗馬や自然体験を通して青少年の健全育成を行う活動を始め、子どもたちのありのままを受け止めてきました。
2004年から空山ポニー牧場に活動の拠点を移し、「子どもに自信と誇りを!若者に希望と主体性を!大人に安心と繋がりを!」をモットーに活動しています。
馬や自然との関りは、人間中心の世界とは違う、理屈の通用しない迫力満点の”経験の宝庫”となり、奥深い”命の世界”を感じさせてくれます。競い合いや技術を習得することが目的ではなく、相手の理解を深め、自己と向き合い人間力を磨いていき、「馬と人とともに、未来を創る」(ことを目指している)団体です。
「100年を生き抜く底力を育む!!」を理念に、活動を通じてこれからどんな時代が来ても、誰もが自分らしく生き抜く力を育みます。
全ての人を対象に馬との関わりや自然体験を中心とした社会教育活動を行っています
事業紹介❶:認定こども園 ぱっか
空山ぼくじょうようちえんには、馬の側で暮らすことの良さと恩恵を味わい、自然や人と楽しく繋ることができる環境があります。その環境を活かし、子どもの最善を第一に考えながら、子どものやりたい気持ちや遊びたい気持ちを大切に保育をしています。
2016年に鳥取県より「とっとり森・里山等自然保育認証制度」の認証を受け、いのちに根ざした子育て・教育を目指した活動を行っております。
事業紹介❷: ポニーキャンプ
長期休みや週末を活用し、小学生から高校生までの子どもたちを対象としたキャンプを実施しています。「自分で考え、自分で決めること」を大切にし、ポニーの世話や乗馬体験、馬との関りや自然体験活動を通じて、子どもたちが安心して心ゆくまで羽を伸ばせる活動の提供をしています。
ポニーキャンプの他にも、大人を対象としたプログラムや鳥取県内の子どもたちを対象としたプログラムも実施しています。
事業紹介❸: 企業研修・インターンシップ
草食動物である馬と肉も食べる人とは違う動物ですが、群れや組織で生きることは共通しています。組織内でだれがどんなリーダーシップをとるのか、言葉が通じない馬とのコミュニケーションの中から自分自身の発見とコミュニケーションの原理原則を習得するプログラムです。
カウンセラーという、若者の存在
ハーモニィカレッジには、子どもたちの「やりたい!」を引き出す青年ボランティアの存在があります。乗馬やリスクマネージメントの研修会、教育に関する勉強会、日々の活動などで技術と思いを育んだ大学生のボランティアの彼らは、子どもたちのために今できる事をやりきります。彼らと子どもたちの周りには笑顔が溢れています!
カウンセラーの声
僕にとってハーモニィは「繋がり」を大事に出来る場所です。カウンセラー同士の繋がり。牧場に携わるスタッフとの繋がり。空山に来るいろんな人たちとの繋がり。そして子どもたちとの繋がり。この繋がりがあるからこそ僕は楽しくカウンセラー活動をすることができ、新たな事を学んだり経験したりして自分の価値観を広げることができています。ハーモニィとの出会いは新たな繋がりを作り自分の知らない世界へと導いてくれます!
カウンセラーOBOG
大瀧 豊さん
私にとってハーモニィは「わたしに帰れる」場所です。また、どんな自分も許容される安心感のある場所でもあります。 4年間どっぷりとカウンセラー活動にのめり込みました。馬たちに「誠実さ」を学び、子どもから「本気」を学び、大人たちから「生き様」を見せてもらい、カウンセラーから「熱くなれる瞬間」を与えられました。様々な物事と向き合う時、立ち返り、頼りにするのはハーモニィで育まれた感性であり、私の生きる糧になっています。
カウンセラーOBOG
谷 愛香さん
ハーモニィカレッジは様々な体験や人とのかかわりが豊富で、大学生の思考を創造的にし、アイデアを実現するのに協力してくれる。 社会経験の少ない大学生の意見にも真剣に答えてくれるハーモニィカレッジのために大学生は本を読み、話を聞き、知識をつける、この知識はハーモニィカレッジのためだけならず、人生を豊かにする要素になる。ハーモニィカレッジはそのきっかけを与えてくれる場所だ。
カウンセラーOBOG
松本 洋渡さん
目指すビジョンイメージ
私たちが描くビジョンは、五感を使い多様な価値観の中で「子どもがイキイキできる日常」があり、活動に関わる「若者がワクワクできる未来」を感じ、人との繋がりの中で「大人がニコニコできる社会」を実現していきます。
その実現のために、2022年度は3つの大きな目標があります。
① ぼくじょうようちえんを認定こども園に!
2022年度の間に、認定こども園の認可を目指しています。
② ポニーの数を増やす!
活動の幅を広げるため、新たな小型のポニー導入を計画しています。
③ 新事業をスタート!
学校に行かないことを選択した子どもと、その親の支援するための事業を計画しています。
応援いただいた資金の活用例
活動には『人・馬・場所』が不可欠です。
人:事業を運営するスタッフの人件費。
・事業拡大により新規スタッフの採用を計画しています。
馬:人の心のパートナーとなるような馬の飼育に必要な資金。
・馬1頭あたりの1ヵ月のエサ代 約30,000円
場所:関わる人たちが、活動するための場所の維持管理、開発にかかる資金。
・来場者した方がくつろげるクラブハウスの建設
・雨でも活動ができるよう、馬場の屋根設置工事または屋内馬場の建設
応援いただいた資金の活用実績
馬場の排水・砂入れ工事(2020年度)
ご寄付により馬場の排水と砂入れ工事を実施しました。経年劣化により悪くなっていた馬場の状態が格段に良くなり、馬の足への負担軽減・人への安全性向上しました。
〜過去5年の寄付の実績〜
小型のポニー
ホーストレーラー
鞍
ログハウスの材料
寄付応援のお願い
みなさまのご支援が、ハーモニィカレッジとともに子どもたちの未来を創る一歩になります。
【 会員になって応援して下さる方へ 】
活動に参加・支援して下さる個人
一般会員… 5,000円
活動参加及び 資金面でもご支援してくださる個人又は団体・企業
賛助会員…1口 10,000円
【会員特典】
・年1回発行される団体会報誌の送付します
・先行予約など優先的に活動に参加受付します
・乗馬指導を会員価格で参加できます。
【 寄付で応援して下さる方へ 】
● 寄付…1口 3,000円
● マンスリードネーション(定額寄付)… 月々500円から
活動・団体運営などに活用させていただきます。 使徒にご指定のある場合はご連絡ください。
・年1回発行される団体会報誌の送付します。
・税制優遇の対象となります。
(個人の方からの寄付)
個人の方からの寄付は、特定寄付金とみなされ寄付金控除等の対象となります。 個人の所得税の控除について、「税額控除」と「所得控除」から有利な方を選択できます。
● 税額控除
(寄付金特別控除)(寄付金合計額 - 2,000円)× 40% 「(寄付金合計額-2千円)×40%」が税額から控除できます。 ただし、年間所得の40%の寄付が控除の限度です。所得税額の25%を限度として控除が認められます。
■ 所得控除
(寄付金控除)寄付金合計額 - 2,000円 「寄付金合計額-2千円」が所得から控除できます。ただし、年間所得の40%が限度です。
法人からの寄付は、一般の寄付金等の損金算入限度額とは別に、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入をすることができます。損金算入できる金額の計算には、他の認定NPO法人、公益財団法人や公益社団法人等に対する寄付金も含まれますのでご注意ください。
(法人からの寄付)
相続または遺贈により財産を取得した方が、その取得財産等を相続税の申告期限内に寄付してくださった場合、一部の場合を除き、寄付金額には相続税が課税されません。
※詳しくは所轄税務署や国税庁のWebサイト等にてご確認ください。
(相続または遺贈による寄付の場合)
応援者の声
八頭町の小さな小さな牧場との出会いから、25年経っても切れることのない糸、色あせることのない想い。ハーモニィカレッジでの生活で子供達の心に蒔いた種は、太い根をはり、強い枝を伸ばし大きく成長しました。語りつくすことのできない多くの宝物を胸に、ハーモニィ育ちの二人の娘と孫の牧場デビューを心待ちにしています。
石井恵子さん
(大阪府堺市)
私は中学の頃、毎日の学校生活に楽しみを見つけられずにいました。
中学2年で不登校になった私は、母のススメでハーモニィの寄宿生となりました。
そこでの生活は楽しく、自分で考え、決める事の大切さ、楽しさを教えて頂きました。
年齢や学歴や立場ではなく、人として関わって下さいました。
社会人になり、子を持つ親になった今は、この自分にとっての第二の故郷であるハーモニィカレッジに何か恩返しが出来ないかと思い今でも変わらず関わらせて頂いております。
一般社団法人
理事 植木芳延さん
「ポニー牧場を運営しながら、主に子どもの向けの社会・情操教育事業を行っているNPO」。県内から多くの個性的な受講生が集まるなかで、私のハーモニィカレッジさんへの理解はこの程度に留まっていました。
プログラムが進むにつれ、私は違和感を持ち始めました。人間性、社会性、精神性、創造性・・。講座の最中に語られるハーモニィカレッジへの想いと、私の中にある「ポニー牧場」のイメージとの間に「ズレ」が生じたのです。
ポニーや馬は素晴らしい、もっと多くの人にその魅力や価値を知ってもらいたい、そのためにこんな取り組みがしたい…。そんな、ポニーや馬への熱い想いが語られるのではないか。私は大きな誤解をしていました。「主語」が違うのです。
“人の成長とは何か?社会で生きるとはどういうことか?これらを考え・学ぶとき、果たして人の多様性の中だけで十分なのだろうか?”
ハーモニィカレッジさんは、ヒトを主語にした「問い」そのものです。
その答えは出ないかもしれないし、ひとつではないかもしれない。ともすれば、ポニー牧場だけではないかもしれない。前提に囚われることなく、常に考え、挑戦と成長を続けるハーモニィカレッジさんを応援しながら、私もその「問い」に向き合いたいと思います。
株式会社イミカ
代表取締役 原田博一さん