ハーモニィカレッジが掲げる「5つのカン」を育む事業の紹介をしていくシリーズ第2回。
第1回目の配信はこちらからご覧になれます
「5つのカン」
① 感:五感を通して感じるという意味のカン
② 勘:直観などの勘が働くという意味のカン
③ 環:つながりの中で生きるという意味のカン
④ 観:先を見通すという意味のカン
⑤ 幹:自分らしい軸を持つという意味のカン
「勘」を育む場~ポニーキャンプ編~
ハーモニィカレッジのスタッフになって7年。
ポニーキャンプの事業担当になって
6年目の阪本宜之(ニックネーム:タイタン)。
そのタイタンが事業を担当する中で
これまでで一番嬉しかったエピソードをお届けします。
~事業のご紹介~
夏休みや冬休みなどの長期休暇時に、小学生から高校生までを対象に実施している乗馬&自然体験合宿です。馬の手入れや馬小屋掃除、生活に関する事全てを異年齢の子どもたちが協力して行います。「自分で考えて、自分で決める」、「違いを受け入れる」、「ありのままを尊重する」を大切に実施しています。
~これまでで一番嬉しかった事~
これまでで一番嬉しかった事と聞かれて出てくるのは、やっぱり数年前の当時小学校3年生くらいだった里紗とのエピソードです。小学校2年生から参加してくれている里紗はとっても元気いっぱいでポニーの好きな女の子です。牧場ではポニーに乗って、宿舎ではカウンセラーの背中に乗って遊んでいました(笑)。みんなに可愛がられ、「あれするんやで。これするんやで。」と教えてもらっていました。
そこから数年したある日のポニーキャンプでの出来事です。おそらく夏だったと思います。ポニー乗馬の時間が終わって、子どもたちが乗せてくれたポニーの手入れをしていました。僕はそんなシーンをカメラに撮ってまわっていました。
すると後ろから「ここをな、こうやって持ってな、こうすんねん!」と里紗の声がしました。すぐさま振り向き声のする方をファインダー越しに見ました。里紗がポニーの脚を持ち上げ、はじめてキャンプに参加していた女の子に手入れの仕方を教えてあげていました。すぐにシャッターを切りました。
今でもその時の事を思い出すと、ぶわっと嬉しい気持ちがこみ上げてきます。僕もカウンセラー達も里紗に手伝ってあげてとお願いしたわけではありません。自ら進んで教えてくれていました。今まで自分がカウンセラーやキャンプリピーターのお兄さんお姉さんにしてもらった事をやってみたんだと思います。里紗の姿を通して、子どもたちの持つ「素直さ」や「自ら成長する力」を実感しました。
里紗は現在小学6年生になり、すっかりお姉さんです。生活も遊びも乗馬も、背伸びせず、ありのままの姿で楽しんでいます。たまに、カウンセラーにおんぶもしてもらっています(笑)。これからも自然体でキャンプを楽しんで欲しいと思います。
今後も子どもたちが主役のポニーキャンプドラマをたくさん、心に焼き付けたいです!みなさんにもちょこちょこご紹介しますので、お楽しみに!
タイタン(阪本 宜之)
いかがでしたでしょうか?
来週は「勘」に沿ったもう1つの事業、ポニーパークの魅力をお届けしますので、お楽しみに!
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