<アケビの皮をも天ぷらにして>
ある朝の会のこと。
「そろそろ何が食べれる!?」と子ども達。「そうだなあ、野イチゴはまだかな、アケビはどうかな。」
「アケビ???」知ってるようで知らない、もしくはすっかり忘れてしまった謎の食べ物に目を輝かせた子ども達。
よし、まだ早い秋の実りを探しに行こう!
目を凝らして山道を歩く。なかなか見つからない。しばらくして「おーーーあったあった!」ジャガイモのような小さなまだ色づいてないアケビを発見。
収穫したアケビはまだ本当にじゃがイモのように硬かった。ナイフで中を開くとまるで青パパイヤ(^_^;)。食べて吐き出す。
笑いながら「次くるときは熟してるといいねえ」と話す。
10/5リベンジ。
雨の中、風車に向かって歩くと道からやや外れた木に紫がかってぱっくり割れたアケビを発見!
道なき斜面を駆け下りて長靴を脱ぎ捨てよじ登るN君。
「もっと右だよー!」「上上!」と羨望のまなざしで声援を送る1年生たち。
「採れた!」威勢よく投げられたアケビを受け取った子どもたちは「おーーー!」と目がハート。
その後、5つ、6つ収穫したかな。
はじめてのアケビの甘さに肩をすくめて感激する子、「あれ?こんなにおいしかったっけ?」と首をかしげて味わう子。
「ユキッツァも食べろよ!」と優しさを添えて渡してくれたアケビは本当におしいかった。
その後、アケビの皮も食べれるとネットで検索し、玉ねぎや青紫蘇と混ぜて天ぷらにしてみた。アケビの皮は「うへっ」とあとに残る苦味で「無理して食べるほどのものではないねー」と笑いながらみんなの3時のおやつになった。
まなび~馬は、アケビの中身のように甘く楽しいことばかりじゃなくて、ぶつかることもあるし、あーめんどくさいってこともある。
でも甘い部分だけじゃなくてあえて苦い皮をも食べる子ども達は、辛いこともつまらないことも存分に味わって日々命を躍動させています♪
アケビを見つけたら、是非、皮も天ぷらにして食べてみてくださいね♪「生きてる!」って実感する苦さです(笑)。
まなび~馬スタッフ 河上友香(ゆきっつぁ)
PS.ちなみに今日(10/10)は22個見つけてました♪
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