10月15日(土)・16日(日)に、公益財団法人ハーモニィセンター(ハーモニィカレッジの姉妹団体)主催の「ポニーライダーズカップ2022」が、蓼科ポニー牧場(長野県)で開催されました。
総勢102名(3団体)の選手が参加し、ハーモニィカレッジからも、15名の子どもたちが、4頭のポニー(エルダ、ノエル、ピース、玉三郎)とともに出場しました。
今回は、大会に出場したポニークラブ生と、長野県まで一緒に行き、応援してくださった保護者の方に、感想を聞いてみました。
~ポニークラブ生/中3の感想~
優勝・入賞するために頑張ってきた人、エルダ・ノエル・ピースに乗ってチャレンジする人、目標に向かって馬と一緒に頑張ってきた人などいろいろな人がいて、みんな楽しそうに乗っているなと感じました。
みんなの競技を見ていて、馬の乗り方が違うなと思いました。スタッフ・カウンセラーなどに教えてもらったことを自分のものにして、自分なりの乗り方で乗っていてかっこいいなと思いました。
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~ポニークラブ保護者さんの感想~
初めてのライダーズカップでしたが、子どもが、自分で決めた目標は、「とにかく楽しむこと」「完走すること」でした。
見ている方もドキドキでしたが、そこには堂々と馬に乗る我が子の姿がありました。
4月末から始めて半年、とても成長していたんだなぁと改めて感じることができました。 また、年齢関係なく仲間を応援しあう関係性が育まれていることに、胸が熱くなりました。友達と来年の話をしているようですが、とても頼もしく感じます。
どんな事にも言えることですが、どうすればいいのか考えて行動できる人になってほしいなぁと思います。
今回のイベントで支えてくださったスタッフ、カウンセラー、励ましあった仲間との距離がぐっと近くなったようで、ますますポニークラブが楽しくなったと喜んでいます。
子どもたちのために、遠い長野まで連れていってくださり、貴重な体験をする機会をくださったハーモニィカレッジの皆様、本当にありがとうございました。
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「ポニーライダーズカップ」では、子どもたちだけではなく、馬たちも大会独特の雰囲気を感じ、終始緊張気味でした。
大会なので、もちろん結果が出て、順位が決まります。悔し涙を流した子どもたちもいました。
でも、その傍には、仲間たちの姿がありました。「こんなに悔しいと感じたのは、今までになかった。」という子もいました。
私自身、大会の意味を改めて考えさせられました。
確かに、結果も大切かもしれませんが、迷いながらも、自分で出場馬や出場競技を決めたこと、自分と馬を信じて一生懸命走行した子どもたちに、大きな拍手を送りたいです。
そして、普段味わえないような緊張感を味わった分、仲間のあたたかさや馬への愛着をより一層感じたのではないでしょうか。
これから目指す新たな目標が見えた子どもたちもいました。
こんな風に、他でもなく、自分の心から感情や思いが湧き出ること、これこそが、子どもたちにとって大切でかけがえのない経験なのではないかと思います。
ポニーライダーズカップは、見ている大人たちが元気をもらい、子どもたちの心も育まれるあたたかい競い合いでした。
主催していただいたハーモニィセンターの皆様、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ポニークラブスタッフ 岩井久美(ペーター)
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